計画種別：新築
用途：共同住宅 共用部
計画期間：2022年8月～2025年3月
計画地：大分県大分市
デザイン：NEWOLD 大磯祐子
照明計画：modulex
施工：戸田建設株式式会社・
　　　株式会社川口建設 共同企業体
家具製作：三井デザインテック株式会社
アート：STUDIO SAWADA DESIGN
写真：Blitz studio 石井紀久

大分駅前に建つタワーマンションの共用部のインテリアデザイン。

大分駅前の賑やかな好立地に建ち、県下では高価格帯の分譲住宅であることから
県内のみならず広範囲の顧客に訴求する必要があると考えた。

そこで、大分が持つ魅力を伝統的な素材や配色、アートを用いて各所に散りばめながら
現代的でありながらも、大分の伝統に触れられるようなホテルライクな住まいを目指した。

2層吹き抜けのエントランスホールは大分を代表する伝統工芸の竹に着想を得たルーバーのデザインとアートワークで構成。

野趣溢れる大分の石文化からインスピレーションを得た荒々しい石の質感や
紫根染の紫色を空間のアクセントとして取り入れている。

華美に飾り立てず、外光を活かした明るく品格のある佇まいとすることで
永く愛着を感じる住まいとなることを目指した。